SCROLL

日出町大神中学校で世界農業遺産特別授業が行われました
イベント・レポート

国東半島宇佐地域が世界農業遺産に認定されたことを機に、認定された理由や郷土のもつ自然と伝統のすばらしさを探求し発信していく特別授業が、平成25年10月10日(木)に日出町大神中学校で行われました。
授業は国東半島宇佐地域の全24校の2年生を対象とし、全3回で世界農業遺産に関するビデオ、パンフレットでの学習や、地域住民をゲストティーチャーとして招いて行います。
最初の実施校となった同校では、ゲストティーチャーに日出町農林水産課の非常勤職員、上條義信さんをお招きしました。
上條さんは、「この地域にそそぐ雨水は、クヌギの落ち葉などが堆積した土にしみこみ、有機物を含んだ湧水となり海に流れ込むことで、多様な生態系や沿岸漁 業を支えている。日出町特産の城下カレイは山から流れてくる水に支えられています。」と説明しました。生徒は熱心に授業を聞き、「生態系のすばらしさを知ることができた」、「城下カレイについて知らないことが多かった」など、様々な感想が出ていました。

キーワード