平成２８年８月２５日（木）に、中国政府農業部国際交流サービスセンターの職員４名が国東半島宇佐地域を視察に訪問されました。国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会では、世界農業遺産認定後の保全や認定を活用した取り組みなどを説明し、意見交換しました。
　このほか視察団は、七島イを使用したコースター作りの体験や、国東市の旭日地区のため池を活用した地域の取り組み（世界農業遺産旭日プロジェクト）、豊後高田市の田染荘などを視察されました。特に国東市旭日地区のため池では、ため池を水路で繋ぎ水を確保する技術を熱心に見学されていました。
　視察後、職員は「地域の方の強い熱意を感じることができた。大変参考になった。」と話されました。

視察箇所・内容

○七島藺學舎
　・国東半島宇佐地域世界農業遺産の概要
　・国東半島宇佐地域世界農業遺産推進協議会の取り組み
　・くにさき七島藺振興会の取り組み
　・七島イのコースター製作体験
○国東市立旭日小学校、美迫池
　・世界農業遺産旭日プロジェクトの取り組み
　・美迫池視察
○田染荘 ほたるの館
　・荘園の里推進委員会の取り組み
　・椎茸ほだ場視察
○大分県立歴史博物館
　・博物館の概要、宇佐八幡の歴史など展示視察
○大分農業文化公園
　・公園の概要、世界農業遺産の情報発信、別府大学の取り組み

視察の様子

七島藺學舎

世界農業遺産旭日プロジェクト

荘園の里推進委員会

大分県立歴史博物館

大分農業文化公園