世界農業遺産写真コンテスト（平成26年度）入選作品決定！

　この写真コンテストは、世界農業遺産に認定された国東半島宇佐地域の歴史ある伝統的な農業生産システム、またそれにより維持されているすばらしい景観、農文化、生物多様性などを継承するために、地域、県内の方々はもちろん、全国、世界へ魅力の発信を図るために、今年度は春・夏部門と、秋・冬部門の２回に分けて開催しました。
　その２回の大会から会長賞それぞれ１点、優秀賞は春夏秋冬それぞれの四季から各１点、佳作も同様四季から各１点が決定しました。
　入選作品は今後の世界農業遺産にかかる啓発・普及に活用されます。
 

会長賞（春季・夏季）

「私も植えたいよう」
中津市   吉岡 邦好さん
撮影場所：豊後高田市田染小崎　田染荘
コメント：田染荘のお田植祭りの一コマ。昔ながらの農村風景を伝承し、農業の大切さを子供たちに教　　　　　えることになる伝統文化だと思いました。
 

会長賞（秋季・冬季）

「炎のケベス祭り」 大分市   永田 英男さん 撮影場所：国東市国見町 岩倉神社(ケベス祭) コメント：無病息災、豊作・豊漁を願う、炎のケベス祭を撮影しました。

優秀賞（春部門）

「伏せ込み作業」 日出町   小川 浩さん 撮影場所：国東市武蔵町丸小野 コメント：写真を撮りに行った時に、伏せ込み作業をしている方に出会いました。 　　　　　黙々と作業をする様子を許可を得てカメラに収めさせていただきました。

優秀賞（夏部門）

「田山にかかる衣」 大分市   姫野 貴文さん 撮影場所：豊後高田市田染小崎 田染荘 コメント：早朝、まわりに霧が出ていたので、ここも出ているかもと思って行きました。 　　　　　キレイでした。

優秀賞（秋部門）

「石橋のある郷の秋」 大分市 平松 弘喜さん 撮影場所：宇佐市院内町余谷地区両合 コメント：秋の収穫前、石橋でも知られる、のどかな郷の風景

優秀賞（冬部門）

「マチュピチュに雪」 宇佐市 小林 日東さん 撮影場所：宇佐市野地 コメント：すばらしい景観の宇佐マチュピチュ周辺にはクヌギ林や棚田があり、 　　　　　冬には雪化粧の眺めがすばらしいです。 　　　　　また、近くの山々にはクヌギ林があり、シイタケ栽培が盛んです。

佳作（春部門）

「七島イ植え付け」 国東市 神山 一さん 撮影場所：国東市安岐町西本 コメント：春の日に七島イ（たたみ表の原料）の苗の植え付け作業。 　　　　　田圃のどろをならすエブリ付きと、植え付けをしている光景です。 　　　　　最近は栽培されてる農家も少ないが、工芸品としても利用。

佳作（夏部門）

「浜辺の七島イ」 宇佐市 小矢 直彦さん 撮影場所：国東市武蔵町内田 内田龍神海岸 コメント：七島イの「浜干し」がくにさき七島藺振興会の方々のご努力により、 　　　　　約半世紀ぶりに再現した瞬間に立ち会えたことに感激しました。

佳作（秋部門）

「水源（並石ダム）の秋」 中津市 瀬戸間 博さん 撮影場所：豊後高田市加礼川 並石ダム上流 コメント：国東の水がめ並石ダムの上流の田んぼの風景に鬼城岩峰と青い空が栄え、 　　　　　とてもうつくしい時期でした。

佳作（冬部門）

「田染の雪化粧」 別府市 中摩 タヱさん 撮影場所：豊後高田市田染小崎 田染荘 コメント：数百年間、変わらない田園地区にうっすら雪が降り、一味違った田園風景に見とれました。